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富士見町だより vol.106

2024/02/23
富士見町では昨日、降った雨が木などに落ちた瞬間に凍る「雨氷」といわれる現象がみれました。私も富士見町に来て初めて見るほど珍しい風景です。梅などは既につぼみが多くあるのですが、枝もろとも氷に包まれている光景は樹氷の透明版といえ、普段見られないキレイな景色でした。長野地方気象台によると、雨氷は春に起こることが多く、雨が地表近くの空気に冷やされ、気温0度前後になった地表で枝に当たって凍る現象だそうです。
昨日の富士見町は、予報では終日雪予報だったのですが、気温はマイナス1度を示しているにも関わらず、終始雨が降っていました。強く降った時間帯もあり、これが雪だったらだいぶ積もっていたはずです。しかし今朝は、未明から雪が降り始め、午前9時30分時点でもまだ降り続いていて昼頃までは降るようです。積雪は3cmほどあります。残念ながら昨日の雨氷の光景はすべて雪に包まれてしまったので、もう見ることはできません。
道路は、雪の下に凍結した箇所が隠れていてスリップの可能性が大きくなっています。お越しの際は、充分にお気を付けください。

※昨日、別荘の梅の木についた雨氷