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富士見町だより vol.129

2025/05/05
昨日今日と、富士見町は快晴となり、素晴らしい観光日和となりました。
この時期に見える青空に浮かび上がる雪化粧した甲斐駒ヶ岳は、麓の新緑との対照的なコントラストにより、さらに印象深い風景となっています。梅雨入りまではこの風景が楽しめます。

この時期の富士見町は、農作業が一気に動き出しています。
4月からは町内にあるホームセンター綿半やJAファームといった農作業の道具や苗を販売するお店では、多くのお客で賑わいます。種類によっては一定期間しか入荷しないものもあるので、ある種争奪戦となります。うっかり忘れていると買えないこともあります。典型は「松本ねぎ」。私も10時ころに行ったときにはすでに売れきれとなっており、昼過ぎに入荷があると聞いたので夕方行くと既に残り数束(1束1.5kg)となっていました。店員さんもあまりの売れ行きに驚いていました。
他にもプラグ苗(ブロッコリー、キャベツ、カリフラワー)は4月上旬のみの取り扱い。トマトも種類によっては買い逃すものもあります。去年入荷があったものが、今年はない、といったこともよくあります。その場合は代替品を探すのですが、結局は毎年新しい苗にチャレンジしている感じです。

このゴールデンウィークで、多くの田んぼに水が入りました。各所で代掻き(水と泥をかき混ぜること)が行われており、着々と田植えの準備が行われています。段々畑の田んぼに水が入ると、何か生命が注ぎ込まれたかのような印象を持ちます。水面が風に揺れたり、反対側の山々を水面に映したりと。夜はカエルの大合唱です。これもこの時期だけの富士見町の風景です。
来週位からは、早いところで田植えが始まります。そうするとまた少しずつ違った風景が見られることになります。

ゴールデンウィークは、富士見町にも多くの観光客が来ます。西友やファーマーズ富士見ではお客が一気に増え、町が賑やかになったと感じることができます。お店でも普段は見れないようないいお肉やパーティ用の大盛りパック等が増え、ビールケースも山もりです。見ているだけで楽しくなります。それでも道路が混むことはなく、オーバーツーリズムとは無縁なところも、富士見町のいいところだと思います。
別荘のお客様も天気が良かったこともあり、「この景色が最高なの」「静かで落ち着く」「この景色を見ながらのバーベキューは最高」などとお褒め頂き、うれしい限りです。
ゴールデンウィークには間に合いませんでしたが、燻製小屋もあと少しで完成しそうです。それについては、完成後改めてご報告させて頂きます。

※水が張られた田んぼと甲斐駒ヶ岳・鳳凰三山・鋸岳