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富士見町だより vol.127

2025/03/11
今日の富士見町は朝から雨となっており、日中はずっと降り続きそうです。
今週末にもう一度雪が降りそうな予報となっていますが、それを過ぎれば気温も上がり、いよいよ春が到来しそうです。一部の野原にはフキノトウが芽を出し始めており春はもう目の前ですね。

さて本日は、先日の信濃毎日新聞で宿泊業に関する面白い記事が掲載されていたのでご紹介したいと思います。
観光庁が発表した2024年の宿泊旅行統計に関する数値です。
まず国全体としての数値ですが、2024年延べ宿泊数は6億5,028万人(内日本人4億8,668万人、外国人1億6,360万人)だったそうです。2023年比では、日本人は2.6%減、外国人は38.9%増。
次に長野県の場合ですと、宿泊数は1,648万760人。2023年比で3.9%増、2019年比で3.4%増。都道府県別では11位。
続いて面白い数値があり、長野県内従業員10人以上の宿泊施設にはなりますが、種類別の稼働率が記載されていました。
ビジネスホテル:74.4%
シティホテル :72.9%
リゾートホテル:37.2%
旅館     :28.1%
簡易宿所   :14.5%
全体合計   :39.8%(2023年比1.0%増、全国最下位)
貸別荘業は、簡易宿所に該当するのですが、従業員10人以上の施設でこの低い数値には驚きました。当別荘のように個人でやっている施設は含まれていませんが、従業員を雇用した状況で且つ業態上食事が付かなく客単価も上げずらい状況を鑑みますと、なかなか厳しい経営環境ではないかと推察されます。
旅館やリゾートホテルも想定以上に低い数値なのには考えさせられる点もあります。
参考までに星野リゾートさんが運営している「リゾナーレ八ヶ岳・熱海」の稼働率は78.8%との数値もあるので、高稼働率施設が存在する一方で低稼働率にずっと甘んじている施設が多いのが現実としてあり、その差がだいぶあるように思われます。
貸別荘業界は特にその傾向が強い印象を持っています。
当別荘のように従業員を雇わず個人で営業している分には、客単価にもよりますが、25%程度の稼働率があればなんとか運営は可能であると思います。30%以上であれば、そこそこ人気の施設という感触です。
私の完全なる私見ですが、1棟貸の貸別荘業界で、この30%を超えて運営できている施設はごく一握りのように思います。おそらく10%~15%の施設が多いのではないでしょうか。
富士見町でもここ数年、6~7件の貸別荘が開業しましたが、うち1件はすでに売り情報が出ています。現実はなかなか厳しいです。

運営面ではなかなか厳しい業界ですが、お客様目線で見れば新たな施設が次々と開業し選択肢が増えていることは好ましいことだと思います。
貸別荘のポータルサイトとしては「ACO」「Airbnb」「じゃらん」の3つがメジャーなところでしょうか。是非、いろいろみて頂き、自分にあった施設を見つけてみてください。面白い施設があれば、私に教えて頂けると幸いです。

※信濃毎日新聞の記事